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​fumito yoshii

​   PN/よしい ふみと

沿革
1970年、約五年間地方紙記者
1987年、熊野文芸編集室起業(和歌山)自費出版(自分史)制作開始
1994年、J.P,Scenario center卒
2002年、日本自費出版Network入会
2003年、日本自費出版文化賞小説部門選考委員
2004年、ISBN取得、「山の辺書房自分史編集室」改称
2013年、奈良橿原市拠点(DesignStudio併設)
2015年、電子書籍制作出版開始(Amazon KDP)
※橿原商工会議所正会員・日本書籍出版協会所属
【主な著作】「児童図書・ど根性」「足跡」「戦時体験」「父の旅」「書き方ガイド」

【企画・編集】大台ケ原開山行者の生涯・大台ヶ原妖怪物語,狼夜話,登山日誌・熊野の里山今昔噺・平成の大洪水・膀胱がん闘病記、短編小説、他多数


【併設DesignStudio】 専属水彩画家“向井靖子”Profile。
1997年、奈良芸術短大卒。(2年間教授補佐)
2001年、やなせたかし主催誌“詩とメルヘン”三位入賞。絵本全国発売
2012年、FELISSIMO illustration特選(全国発売)
2015年、奈良明日香村、水彩画初個展(2016年、二回目個展)
2016年、創作活動…古代をテーマに栞・メモ帳・Clear file原画制作)
2018年、東京銀座一丁目Bartok Gallery水彩画個展
2019年、同Galleryにて2回目個展
2020年、同Gallery主催Wine labelコンテスト一位優勝

​2021年、明日香村ふるさと納税返礼品の水彩画デザイン選定される

2022年、銀座ギャラリーにてプロ集団の個展出展
※現在、net販売手“Creema”で原画販売中

Studio Towel N
Watercolor Corner
Instagram

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Welcome
Thank you for viewing the site
Now, e-books are very popular all over the world
"You only live once"
"That is the momentary shine of a shooting star"
Well, it's up to you to challenge
Now is the time!

ようこそ
サイト閲覧ありがとうございます
今、電子書籍が世界中で大人気
「人生は一度だけ」
「それは、流れ星の一瞬の輝き」
さぁ、挑戦するのはあなた
今がその時!

Yamanobe Shobo Personal History Editorial Office

〒634-0065   奈良県橿原市畝傍町41-10 
  ご意見やお問い合わせは下記メール宛送信してください。
​      メール, fumitoym@kcn.jp                    

誰でも気軽に表現の自由

それが電子書籍の世界

恋人の影
人生は苦しい
 ある日ふと気づくと 地球という空間に立って居る
何ということだ! 存在理由がわからない!
だが
一カ所にじっと庭石のように留まることはできない
戸惑いながら 空間を見渡す

よく観察すると
 この世界は 女と男 雌と雄で構成されている
皆悶え苦しみ 刹那的癒しを求めて

我が身を省みず
人生のレール上を疾走している
こうしちゃ居られない 私も走らなければ!
さあ Going My way! 

いつか木の箱に入るまで……
ここに 新たなアクター&アクトレスがスタートをきる

山脈でキャンプ

人生は暗黒の天空に尾を引く流れ星

無数に交差しながら人生の軌跡を引いている

天空を見上げると 
一瞬ではあるが目映い輝きを観ることができる
目視されない軌道の途中で煌めくせん光 正に人生の恍惚なる瞬間
その後 光は消えて闇となる 
これが 一時も休むこと無く繰り返されている
思い出多い貴重な一幕を取り出し 我が人生の記念碑とする
自分史の醍醐味  この一言に尽きる
空想でなく 幻想でもなく 真実の空間を形あるものとして残す
自身のみが書くことのできる 貴重な一幕 それが一冊の自分史

電子書籍の現状

70年代初頭〝自分史〟という言葉が市民権を得た。
素人でも本を作ることが出来る。

好機到来と感じたのは本を書きたい人だけではない。
自著を出版するという自尊心につけ込んで多額の費用を
ふっかける業者達が雨後の筍の如く出現。
――悪質業者の台頭だった。
業者の甘言にはまり本を出した人が私のアトリエを訪れ、
「返品の本が山のようにある、どうしたらいいか?」
という相談が度々。
「一度契約した以上どうすることもできない」
――非情だがそう答えた。

その後、野良のたき火が消えるように自費出版熱が冷めていった。
自費出版は多額の金が要る。この現実に半ば諦めムード。悪質業者も淘汰された。
 
その後〝電子書籍出版〟が産声をあげ、素人出版が再燃。――自費出版の新時代到来だ。
図書館で読書ガール

出版の実際

山の辺書房の一例
1.ご自身で原稿を書く
2、手書き又はワープロ
3、過去の人生で輝いた一幕のみを取りだしその場面を短編として書いてみる
4、原稿拝見、直しが必要なときはご指導
5、必要に応じ書き直していただく。但し、歌集・詩・論文等除く

――ここまでは無料

――これからが有料

1、再度原稿拝見 書き直しOKであれば組み版実行(電子書籍用データ)
※経費単純計算例〔文字のみで100ページの電子書籍本〕 
       ①1ページ403字の組み版代=1文字1.5円×403≒600円(百頁で60,000円)
       ②その他、表紙デザインと校正用仮製本代(30,000円)
​       ③合計、90,000円(税込)
2、仮本制作(この作業は著者責任校正の為2~3回仮本制作をする)
3、AmazonKindle電子書籍用判型に正式組み版実行
4、仕上りを著者に提示
5、校正確認は自伝の場合、出版法により著者に全責任が生ずる為【校正確認了承印を受ける】
4、電子書籍当該サイトにて出版し、本が売れたときは著者に一冊当り売価の1割を還元する。 
このように
電子書籍は従来型自費出版の概念を大きく変えた
紙の本を出版社の言いなりに大量印刷する必要が無くなり売れ残り・返本のストレスから解消
著者は何の心配もなくのびのびと執筆できる環境となった


著者負担は印字・仮本制作のところだけ(山の辺書房の場合)
書いた書籍の人気が出れば1割の印税が入る


例えば、100ページの本であれば10万以内で自分の本がインターネットで公開となる
友人・知人にダウンロードしてもらえれば少なくとも50冊程度は売れる可能性がある
先ずは電子書籍で人気度を試してみる。その後人気が確認出れば100部ほど紙の本を作っても良い


今の時代、プロ作家でも返本が発生する。素人の自伝となると先が読めない
自費出版をする場合は最初から冒険してはいけない。

初期投資を最小限にしてかかることが正解なのだ

    自伝を書くときの決まり事・注意点

●各種政治団体や宗教団体(勧誘・布教)に関する内容の書籍出版はしない

●但し、環境問題を取り扱う団体はこの限りではない

●自伝故、恋愛・不倫はこの限りではない。理由は不倫なくして人生を語ることができないからだ。このことは古典文学がそう言っている

●他の人の人格を傷つけるような内容記述はだめ(以前、こんな原稿が送られてきたことがある。【余命3か月と宣告をうけた。この世を去る前に、親戚知人からひどい虐待をうけ続けてきた。今、恨みでいっぱいなの。もうじき私は末期がんで今生のお別れなの。だからせめて今のうちに悔しかった思いを本にして残しておきたい】)ということだった。
「貴女の感情は理解できるが、一方的かもしれないし、他に意味があったのかもしれない。このお原稿では出版できません。単なる恨み節になるかもしれないのでね」と丁重にお断りした。

●自伝は真実満載の芸術といえる。それで原稿執筆について家族の同意がほしい

●更に最も重要なことは物語の内容に他人が登場する場合、必ず同意証明書をもらうこと。写真などの掲載も同じ(過去に、裁判沙汰になった例もある)
山の辺書房では、トラブル防止のため小規模出版でも出版契約書を作成している(書籍が売れるか否かは別として、一度出版してしまうとその書籍は一人歩きする。どこで何が起こるか分からない)

●なお、文章最終校正責任、発行責任は【著者にある】

●自慢話はウケない。艱難辛苦どん底から這い上がり成功した話ならいいのだが自慢だけでは読んでくれない(過去に自伝的小説部門の文学賞選考委員をしたことがある。その多くは自慢で、また、有名人を引き合いに出しているケースが多く見受けられた。自伝は真実の記録です)

新形態・電子書籍&紙の本出現!

初めて自費出版で自分史を作りたい方へのアドバイス

はじめに

☆今、時代の進化とともに電子書籍が大ブームとなりつつあります。自分史を志す者には正にラッキーチャンス到来だ?

 一昔前は、素人さんが自費出版で自分史を出版すると、少なく見積もっても百万単位のお金が必要でしたが、webネットワークが充実した現在では電子書籍で大変安くご自身の手記などが全世界向け発信出来るようになりました。

☆この、電子書籍出版は完成原稿があれば、従来の20%程度の費用で完成を見る事ができます。素晴らしい時代になったものです。さらにメリットは、出版し購読されると書籍本体価格の10%が著者に支払われます。少額ですが、楽しみが増えます。(ただし、この価格設定は山の辺書房独自のものです)

☆広告などでよく見かけるキャッチフレーズに「あなたの本が書店に並びますので、売れる可能性が高くなりますよ」などの文句があるが、40年近くこの道を経験してきた私の体験では、個人の自伝は余程の内容でない限り殆ど売れないし読んでくれない。

 いまの時代、プロ作家でも返品が出る。自分史という特殊なジャンルの場合、都合良いことに、著者の友人・知人などが購入してくれる割合が非常に高い。出版後それぞれ関わりのある人にアピールするだけで100冊は売れる。本は「読まれなければどんな立派な装丁でも意味がない」

☆当編集室では、完成原稿の場合(俳句・短歌・詩集・絵手紙)などは、リライトの必要性が無いので、機械的にe-book用に制作するだけなので安価。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

☆一口に自分史と言っても、その種類は多技にわたります。自分史を出す意思はあるが原稿が書けない人は、当方の取材・調査がはいりますので、最低でも1ページ当たり5000円程度必要です。

☆出来るだけ安価に仕上げたい人は、下書き程度でも大丈夫ですので、なるだけご自身でお書きになることをおすすめします。それだけでも、はっきり申し上げて大変助かります。原稿の調整助言などは無料です。

ご注意事項として一言

◇巷で派手な広告を展開している業者には、くれぐれもご注意してくださいね。册数を多く作る事をもちかけたり、はたまた、あなたの原稿は「実にすばらしい? 作家になれるかもしれませんよ」などと甘言を吐いて多額の制作費を要求する業者もいます。ただし、全部の業者がそうだとは断言しませんが。

◇自分史は当初1冊だけつくるようにしましょう。それを、電子書籍販売サイトにて発表する。結果、人気が出れば紙の本などに増刷すればいいのです。

◇当編集室では「まず、電子書籍を制作」をファーストステップとしてやっております。どこかで聞いた言葉ですが「始めは、小さな事からコツコツと……」です。皆様のご検討を祈る?

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自分史を書くときの裏技
●これまで45年間自分史原稿を見てきた。皆それぞれ一生懸命書いてくれている。
●だが、あまり熱心になると途中で息切れすることが非常に多い。
「なんとしてでも好いもの書かねば――」
多くの人が気負いすぎている。
●さて、裏技だが未完成でいいのだという気持ち。これを大前提とすること。
●世の中、完成されたものなど皆無だ。

哲学という言葉がある。原語ではフィロソフィーという。世間では「これが俺の哲学だ」と豪語している人がいるが、哲学でも何でもない只の主義主張にすぎない。本来の哲学とは人生を完成へと導く精神昇華行為なのだ。世の中完全なものなど無い。従って、今日より明日、そしてその次へと、絶えず技量を伴った精神向上行為なのである。

​●このことが自分史作りにも当てはまる。未完成でいい――未完成でいいのだ…絶えずこの言葉をつぶやきながら執筆する。後で読み返してみると自分でもビックリする作品となっている。

ご参考チラシ

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​販売中のAmazonKindle電子書籍

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この実話物語は、古来“魔の山”として人々を拒否し続けてきたミステリアスな山“大台ヶ原”を一人の修行者が私利私欲を顧みず命を賭して“癒やしの山”に開拓した希有な物語である。
 主人公、古川嵩は20代後半、うつ病に罹り各地の病院を受診するが完治しなかった。それで、父と共に御岳山神社へ。参籠修行の結果うつ病は快癒した。彼はこのとき山岳信仰の尊さに目覚め、いつの日か御岳山のような癒やしの山を開拓したいと思った。
 参籠を終えた早朝、山頂で仏陀の姿を見る。同時に不思議な言葉を聞く。それは「西国に魔の山がある…お前の来るのを待っておる」というものだった。幻聴かもと思ったが確かに彼にはそう聞こえた。
 その後、元気を取り戻した嵩は、当座の生計を立てるため雑貨店を開業する。店は順調に売り上げを伸ばしていったが、数年後国全体が不況の嵐となる。その煽りで廃業した。彼は無一文になる。失意のどん底でふと御岳山頂で聞いた言葉が蘇る。そこで好機到来とばかりに魔境と言われ人々が恐れていた「大台ヶ原」開拓に乗り出す。
 見所は、主人公が獰猛な日本オオカミと寝起きし、オオカミが嵩の大台ヶ原測量を手助けするところだ。
 大台ヶ原の存在は、隣接する“巡礼道、熊野古道”が世界文化遺産に登録されたことで知名度は上がった。だが、全国的には知る人は少ない。同じ日本百名山でも、日本アルプス等は登山家でなくてもよく知られている。
 なぜ大台ヶ原は知名度が低かったのか? 理由は、開拓されたのが大正から昭和初期だったからだ。また、他の名山のように頂上征服を目的とする山ではないからだろう。
 大台ヶ原は、奈良県と三重県の境に位置する台地状の山で、標高は1695メートルと高くはない。その代わり非常にユニークな山だ。日本百名山の殆どが山頂征服を目的としているのに対して、唯一この山だけは“癒やしと自然美”に秀でた山なのだ。そのため、天空の楽園とも呼ばれている。

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In Japan, there is a mountain called "Odaigahara," which has been feared since ancient times as "the mountain where demons dwell. It is located in the western part of the Japanese archipelago. This is the true story of one ascetic, Kasamu, who overcame many hardships to transform the demon mountain into a healing paradise. Today, the mountain is popular among amateur climbers and photographers, but in the 1890s, it was rejected by people as "the mountain where demons live. The reason for this was the extraordinary sudden changes in the weather. Heavy snowfalls in winter, unexpected heavy rains, and sudden heavy fog caused hunters and monks to go missing. People feared that these were the work of demons. As a result, many legends of demons were born.
The protagonist undertakes mountain asceticism with his father to cure depression in his youth. As a result, he recovered from his illness. At this time, he hears the voice of Buddha. "There is an evil mountain in the south country. The mountain is waiting for you to come." The voice was solemn and penetrating. But he thought it might be an auditory hallucination and kept it to himself. Kasamu then went to the city and opened a general store. The store prospered. However, it did not last long. The reason was because of a great famine. Sales plummeted and the store closed. He returned to his hometown and wondered what he should do from now on. At this time, the voice of Buddha came back to his mind. He felt that the time had come for him to fulfill the Buddha's prophecy. So, he decided to explore the Devil's Mountain,

ロングセラー自分史

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●人生は辛い――どん底に苦しむ人が多い。そんな中勇気をもらえる一冊である。
●昭和13年正月元旦、世界遺産の地和歌山県田辺市本宮町に生まれた主人公〝中岸おさむ氏〟の凄絶極まる半生を克明な取材をもとに児童図書として書き綴った自分史の決定版である。貧しい環境下、親の喜ぶ顔見たさ一心で幼少より想像を絶する真夜中の肉体労働をする日々。――その様は名作おしんの男版と評された。
●加えて母の警察沙汰や主人公の万引き未遂などで周囲からの無視、登校拒否等々。主人公の置かれた環境は今風にいうと〝半端ないどん底世界〟だった。そんな中、全ての希望を失って丸裸になった時、少しずつ光が差し始めた。
●人生上を見れば際限ないが、どん底世界ではそれより下の世界は存在しない。ここでは人間は無我無欲の境地となる。中学生が真夜中の土方仕事。――夜通し土方した朝、母が運んでくれた朝飯の茶粥を学校の始業時間を気にしながらかきこんだ音無川の河原。暗く寂しい孤独の谷間で主人公を迎えてくれた運命の扉とは……。

この本は[児童図書]で、複数の学校で学校図書として認定されました。また、記述に於いてはシナリオ的表現を重視し、(会話文)はすべて方言です。難解なことばは巻末の表現解説を参考にして下さい。

著者あとがき
 その後の彼の歩みをみると、培われた思考回路は単なる土木のみに限らず、全てに共通する先見の明が自然に備わっていたと見るべきである。
 実際、開業に至るまての修練が彼の人生の礎石となって、その後、土木建設・関連団体理事・町議会議員歴任また、熊野本宮大社を含む“熊野本宮熊野古道巡礼道”が世界遺産に登録されると、大社の門前に広大な駐車場を備えた道の駅を建設し訪れる観光客のもてなしに寄与。殆ど期を同じくして、現在の高齢化社会を見据えた特別養護老人ホームを設立。私費を投じて温泉を掘削し県下でも珍しい温泉付き老人ホームをつくり地域貢献。
 昭和初期の寒村。村一番の極貧家庭に生まれ、殆ど村八分の扱いを余儀なくされながら“どん底”を這い回った少年時代。もうこれまでかと肝をくくった瞬間、目前に開いた運命の扉。
 人生、如何なる境遇に落ち込んでも、『一途に思い描く目標』があれば、必ず実現するということを身をもって実証した。そして、人間として一番大切な親孝行心。これらが彼を成功へと導いた。 
 いじめや無視など、教育環境が破綻をきたしている感のある現在、時代背景は違っても、この主人公が歩んだ苦悩の日々に思いを寄せるとき、何か得るものがあるのではないか。決して「人生を終わりにしたい」などというネガティブな考えを改めてくれることを願っている。
                                                                                                                                                                                                                                            よしい ふみと

「ど根性」を読んで  (新聞掲載順)『Web匿名』                                                    
和歌山県新宮文化協会会長 TM氏
 児童図書「ど根性」発表記事を新聞で見て直ぐ買って知人にも送り紹介しています。
 極貧のどん底の生活から耐え忍び苦闘して立ち上がった根性は【金次郎、おしん】そっくりで、涙と力強さをもって読ませていただきました。
 万人必読の書。心から頭がさがりました。

同町三里 HK氏
 午後から仕事を休み、一気に読み終えました。夜はすでに一時過ぎになり、床のなかに入り眠らねばと焦りはしたものの、深夜の河原に、言語を絶する過酷な労働に骨身を削るひとりの小学六年生が脳裏をかけ巡り、とうとう朝まで一睡もできなかった。
 あまりにも凄まじい苦難の実話でした。
 激動の昭和に、しかも我が郷土に、明治、大正期に見る立志伝中の人物が実在したとは……。
 この本こそ、一般人はもとより青少年必読の書といわずして何といえよう。

 

医学博士 IG氏
 地を這うような、どん底の人生から立上がる凄絶さ。誠に目を見張るような人生だと思います。
 一気に読みおえた私は、目を閉じた儘、暫く放心状態でした。やがて、万感交々去来するものがありました。
 今更のように、中岸さんの人間の深みを感じました。誰にでも真似る事が出来るものではありませんが、せめて心の糧にしたいものだと思います。

紀南新聞社編集長 
 想像を絶するような苦労を淡々と乗り越えてきた中岸さんの鋼鐵のような強い意志と精神力に感動をおぼえた。
 母に心配させたくない、悲しませたくないと、がむしゃらに頑張り抜く中岸少年の姿が今も瞼に焼き付いて離れようとしない。
 少年少女諸君がこの本に接するとき、今、自分たちが忘れかけている〝何か〟を思い出し、同時に、さらに大きな夢と希望を抱いてくれるであろうことを確信する。

 

大学講師 TW氏
 児童図書「ど根性」を読みまして只々感動するばかりです。まだ幼い十一才のときより真夜中のじゃり持ち土方仕事にでて、両親を思い、家庭を思い、また、自分に打ち勝つ精神力、たくましさ、その精神の粘り強さには驚嘆するばかりです。
 とくに、百頁の、母親が我が子に詫びて見送るあの情景が涙させるものでした。
 大阪の釜ヶ崎で立ちん坊で働き、ドヤ街の生活をしながらよく頑張りましたことは[ど根性精神]のひと言につきるものと思います。
 主人公の社会での生活された場面も、人間性の切磋琢磨が相まって築きあげられた人生観は、わたしの胸を深く打ちました。
 作者が、主人公の人柄を克明に掘り起こしたこの著作は素晴らしく、その執筆に感銘いたしました。

 

議会議員 HY氏
 嵐の中に、小さな舟が波にもまれつつ幼い魂を燃やし続ける主人公、中岸さんの人柄に感動しました。
 現在の中学生や高校生に、また、ひとりでも多くの方々に、この本を読んでいただきたい。
 学ぶことのみを知って、真に生きる力を失いつゝある昨今、失意のどん底にいる若者たちよ、この本の主人公中岸おさむさんのように、這い上がれ、地の底から這い上がれ。失敗を敗北であると思い込む若者。このことで、年間多くの命を自らの手で失う(自殺)。
 失敗をバネにして、雑草のように生き抜いてほしい。そんな訴えをしている本が少ないなかで、「ど根性」の本は、失敗は敗北ではなく、人生のバネであり、苦労は他人のためではなく、自分のものであると教えている。

 

教育委員会委員長 MK氏
 「ど根性」なる作品に接する機会を得て、非常に感激している。
 今、わたしは、この一冊の本を読み終えたが、自分自身呆然としてしまって、何だか、自分の頭に占めていた既定の概念というものがすっかり掃き消されてしまったような気がしている。書評を書くその糸口すら直ぐに出てこない始末だ。
 わたし自身の生活体験は勿論のこと、わたしの頭のなかでも想像できない、主人公おさむ君の壮絶たる生き様のなかに、現在の人々がとっくの昔に忘れてしまった人生の真の価値について答えてくれる何かがあるような気がする。
 昨今、こどもたちを取り巻く環境は誠に憂慮すべきものがあり、数多くの学生諸君が学校生活のなかで、自分の生きる意味を見失い、喘ぎ苦しんでいる姿を多く目にしますが、どうしたら彼らに、それぞれの人生目標を掴ませ、自分の生き甲斐を見つけさせてやれるのか……。日夜、悩み続けている。
 近年、わが国は、急激な経済発展により、国民生活は豊かになってきたが、反面、学校の荒廃等憂慮すべき問題が生じている。
 社会に於ける幾つもの退廃した現象、そのなかでの家庭崩壊。併せて低学力という三重苦を抱えた現在の悩めるこどもたち。そんな彼らが、自力ではどうすることもできない苦しみのどん底から激しく訴える姿……それが、教師に或いは学校に対して苦悩をぶつける行為……。こうしたことが、校内暴力の様々な姿となってあらわれているのではないか。                           
 この「ど根性」作品のなかで、主人公の置かれている生活実態は、現在のこどもたちと比較すれば、それは、とても想像できないほど凄まじい状況である。然し、その渦中に居ても決して自分自身を見失うことがなかった。自分の生きる目的をしっかり胸に抱いて、それを支えとして這いつくばって頑張ってきた。それには、彼自身、天性ともいうべき強じんな意思力を備えていたからだ。
 そんななかで、ただ一つ、彼にとって幸いしたことは、どん底生活でも最後まで家庭が崩壊することがなかったことだ。なかでも、どっしりとした母親の愛の姿が存在していたからだと思う。だからこそ、主人公の心の裡には、親に対する孝心、貧しくとも必死で家庭を愛する心が生き続けてこられた。
 そして、周りの皆が自分を蔑み、嘲笑しているなかで、自分を認めてくれ、心のなかに一筋の光をさしこんでくれた人……それは、教師、区長、役場職員だった。これらの方々の一言によって、自らのツッパリの殻を脱ぎ捨てやる気を奮起させた。ここのところを、この本の作者は、底辺に置き去りにされたこどもたちの心理をものの見事に描き出している。
 わたしは、この作品のなかに生き続ける主人公の生き様に、また、彼を取り巻く環境に今更ながら教育の原点を再発見、再認識させられた気がする。
 今日、わたしたちの周りを振り返ってみると、こどもたちに身体に汗して、そのなかで感動が得られるという直接体験を体感させられる機会が非常に少なくなっている。とりわけ、教育現場では五感を通して得られる喜怒哀楽感情を育てることが次第に困難になってきている。このことが、こどもたちに「根性の精神、強い意志力」を育てにくくしている原因ではないかと考える。
 たしかに、この本の主人公が育った時代背景は今とは別世界の感がある。しかし、この作品のなかに脈々と流れる主題(精神的な価値)は、時代を超え、いかなる社会に於いても相通じるものがあり、作品を読む人の心を揺り動かす。

 

熊野本宮大社 前、宮司 QM氏
 「何気なしに足元の土をつかんだ。ひと握りの土は、ほんのりと温かい。その温もりは手のひらから腕に、胸にしみこむ。おさむ少年は、生まれて初めて確かな手ごたえを感じた。よし、土で成功したる! このとき、しっかりと心に誓った」
 右の文は、「ど根性」中岸おさむ土方半生記……運命の扉……章の一節である。
 このとき、主人公おさむ少年は十三才。旧社地、大斎原の近くの土木作業場で休憩時のことである。この瞬間、おさむ少年は、土をとおして神との出会いを体験した。そして、熊野大神は、素晴らしい啓示を与え給うたとわたしは確信する。まさしく運命の扉がここに開かれた。       土方仕事の経験は、この時が初めてではない。既に小学校六年の年少で真夜中から夜の明けるまで土方仕事をやりぬいて家計の手助けをしている。
 その後も、筆舌に尽くしがたい艱難辛苦を見事に克服して、その度毎に大きく運命を切り開いていった。
 人間は誰しも、他人にはうち明けられない秘密を持つ。主人公中岸さんは、それを敢然と曝け出し、告白し、訴えた。このことは、[心のみそぎ] をなし了えたわけである。
 それにしても、何と、この実録小説は素晴らしいものか。只々、頭のさがる思いがする。

 

新聞コラム「紀南山脈」欄より
 本宮町内の中学校に務める知り合いの先生から贈られた「ど根性、中岸おさむ土方半生記」を読ませてもらった。
 読むにつれて、こまやかな感情表現や、くっきりと人物を浮き彫らせた、練れた文章に引きずり込まれる一方、主人公のひたむきな生き方と、まわりの人たちのやさしさに何回となく胸がつまった。
 苦しみを糧として心豊かに懸命に生きることの証を残したいという主人公の熱い思いがにじむ自分史の赤裸々さにも心打たれた。
 読み終わって、わけ知り顔でいうことになりそうだが【逆境が人間をつくる】という劇的な実証を感じ取ることができたというのが率直な感想だ。
 逆境というと、およそ今の生活にはそぐわない言葉かもしれない。まして、肩に食い込む痛さや空腹の辛さ、歯をくいしばっての我慢。そうした体験は正直いって現代っ子は一度も味わうことがなく、青年期に向かって走り出している。しかし、わたしたち大人は、こどもたちに何を託そうとするのか。どんな生き方を語りかけたらいいのか。
 物の豊かさが心の豊かさと結びつかない現代社会のひずみや、心の貧しさを嘆く声は高い。
 熟れきった繁栄社会のあとに訪れる虚しさを感じ始めたからだろうか。
 そんななか、人間の美しさ、強さとは何か、……心のなかに、考える錘をたらしてくれた本書である。  
       

思い出紙芝居表紙ブログ用 コピーok.png
●ブログ連載した「思い出紙芝居」が多くの方に〝イイネ!〟され好評を頂いた。それで、もっと多くの方にアピールするため連載記事をリライトし電子書籍として出版した。
●「忘却とは忘れ去ることなり」かの人気ドラマの名台詞だ。昭和ロマンである。だが「ちょっとお待ちを」と言いたい。忘却で闇に消えることは大変困る。
 なぜなら、過去という貴重な根っこから現在へと長い時間をかけ枝葉が成長し〝文化という極上の果実〟を実らせてきたという事実。
●「過去は過去だ、今更過ぎ去ったことなどどうでもいい。今は前進あるのみだ」という意見――正論かもしれない。going myway! いい響きだ。
  それではここで〝熟した果実〟を食べてみようではないか? 果たして旨いかどうか……。食リポーター曰く「あまり美味しくない、みずみずしさがない」彼のみならず誰もが感じている食感――それが今の社会。熟しすぎた果実はやがて腐り地上に落ちる。
●どうもgoing myway と澄まして居るわけにはいかない。あまりにも熟れすぎた果実を当然のこととしてむさぼり食っている現実がある。食後の感想――
「AI全盛時代だ」「欲しいものは何でも手に入る」
 大自然に対する畏怖の念など微塵も見受けられない。一見して〝我が世の春〟を謳歌しているかに見えるが、大変なことが起こっているのだ。つまり感性が鈍化していることに気づいていないという実態。
●無目的・指導者の退廃・イメージ力減衰――まさに〝虚無の世界〟だ。このまま腐りかけた果実を食べ続けるのか。先が見えない世界。
●渋沢栄一大先輩の名言―― 「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」。
 〝六十、七十は働き盛り〟是は人生究極の定義である。
●腐りかけた果実に飛びつく前に、その大木を支える根っこの養生こそが今最重要課題ではないか。これが「思い出紙芝居」のコンセプトだ。

絵本

大切な幼児期に読み聞かせしょう

●この絵本は幼児期……1歳から3歳までの人生で最も大切な時期に観て頂きたい短編絵本です。
●昔から、人間の一生はこの三年間に有りと言われております。
●この大切な時期に是非とも親が読み聞かせることによってお子さまに「イメージ力」を定着させることができるのです。
●常識を越えたところに想像力が生まれます。幼児期に受けた感動・意外性はその後の人生において最も重要な「人生の礎」となります。
●現在では、ゲームが席巻し親は何の疑いもなく只「子供が喜ぶから」という理由で点数取りや敵を倒す低俗極まりない内容のゲームなどを与え能事足れりと得心している。
●幼児期は純白脳です。そこに最も適した絵本を刷り込むことにより人生における考え方に大きな差がでます。
●なぜ? どうして? あぁ、そうなんだ! など新しい喜びに接することが大切なのです。
●この絵本は、そんな真っ白な幼児の心に貴重な礎をつくるものです。ぜひ、「お子様をひざに抱き寄せ、読み聞かせ」をお願いします。

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大台ヶ原は「日本百名山」という名誉を頂き、多くの登山者の訪れる関西では否世界中の登山家の「心を癒やす山」として賑わっている。

この本は、克明な史実をもとに書かれた原書、郷土史家、鈴木林著の大台ヶ原開山記【古川嵩伝記】を氏の承諾を得て、三重熊野市在住の郷土史家、杉岡昇氏が二次著作者として執筆。

今後二度と世に出ることの無い貴重本である。

この本は当初紙本として出版。自費出版としては異例の1000部完売した。

内容は、開山行者の生涯から始まり、オオカミ秘話・杉岡昇の登山日記・明治の女学生の登山作文・水彩画家、むか靖子の動植物イラストなど。

​紙の書籍として完売した後、山の辺書房ではAmazonKindle電子書籍として再出版した。

★この増補改訂版は特集記事として、日本の城百選の赤木城址を舞台に繰り広げられた紀州残酷物語を「赤木城古伝」として詳しく解説している。
 歴史とは何か? 娯楽時代劇に登場する英雄達の武勇伝が後を絶たない。しかしその華やかな舞台の水面下では想像を絶する阿鼻叫喚地獄が繰り広げられていた事実がある。さて、それは……。

●このほど、歴史愛好家として知られている熊野市育生町の杉岡昇さんが、約三年半の歳月をかけ、慶長一揆や今の里山事情などをこまめに探索し電子書籍上下巻二冊を山の辺書房自分史編集室(奈良橿原市)から出版した。本書はその第一巻である。
●「里山今昔噺」は上下二巻構成で、上巻は主に「豊臣秀吉政権末期に勃発した紀州一揆・それに続き慶長年間に最大の戦闘となった慶長一揆」の惨状を古文書や史跡をもとに語り部調で綴ったもの。その中には今も地元で歌い継がれている「行ったら戻らぬ赤木の城へ 身捨てどころは 田平子じゃ」の赤木城古伝や、政権側の残虐行為などが生々しく語られていて、紀州地域の人々には興味深い。
●里山を知るうえで貴重な「噺」であるが特にこの巻は、読む人をして驚愕せしめる内容が色濃く描かれている。

いやされる別世界、表紙ブログ用.jpg

●人生100歳時代に贈る〝元気の出る本〟です。
 内容は衝撃的ではないが、執筆がすばらしい。他に類をみない語り部調の文章が読者を魅了することだろう。
 著者は五年前の紀州大洪水で我が家を無くした。【別冊「平成の大洪水」Kindle出版】
 その後、苦難の被災者生活の末里山に終の棲家を求めて移住した。不便極まる里山と決めつけていた山村の地だったが移り住んで〝里山の素晴らしさ〟に目覚めた。
●この著者は齢80近くだがその感性は少年少女の如く実に瑞々しい。何事にも興味を持ち観察し挑戦している。
 世間では「還暦だの、古希だの、喜寿だの、米寿だの」と我が身を位置づけ自らの老いを実感し、これが人生の必然と決めつけている。長年の習慣でそれは仕方のないことかも。
だが時代が変わった。世界で類を見ない長寿国となった日本。過去の慣例に甘んじることは実に勿体ない。100歳までは時間がたっぷりある。この作者のように、今一度充実した青春に挑戦してみてはどうでしょう。
●本書は里山に身を置いて初めて〝歓喜の別世界〟を体感した。
 本来好奇心旺盛で超ポジティブな性格。何でも観てやろう、体験してやろうの精神が充実人生になっている。
 自然に対する好奇心――森のささやき・小川のせせらぎ・魚や動物・鳥・昆虫――瞬時に移りゆく里山の情景に驚き観察し記録する。その様は少年の絵日記のようである。
 著者曰く「つたない語り口じゃが……」と前書きにある。確かに内容的には濃厚ではない。然し、執筆姿勢つまり感性が見事といえよう。その証拠に本書プレリリース時、熟年男子から次のようなメッセージが届いた。
『後期高齢者の自分は日々時の流れに身をまかせ、あてもなく彷徨っていた。そんな折この本を読んだ。そして衝撃を受けた。人間考え方一つでこうも変わるものなのかを実感した。参考にしたい』
 ――実に意味深な書評だ。
●世の中、何でも手に入るすばらしい時代になった。だが、多くの老若男女が挑戦すべき目的を喪失している現実がある。まさに虚無の世界だ。
 この本は『人生とは何か?』『生きることとは何か?』『人生の当為とは何か?』という重要なテーマを示唆している。
 ――金や名誉に固執するだけが人生じゃない。もっと大切なものがあるじゃないか?

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よく読まれている本!

「三人に一人にガンの疑いあり」といわれるガンになってしまった。
 ある日突然にそれは起こった。――何時ものように小用に立ち用をたしていると、何と小便が異常に赤い。しかしこの時は「趣味の窯出し作業で疲れが出たのだろうと高をくくっていた。だが、少し不安が残った。
 数時間後再度小用に立った時不安が現実のものとなった。ますます赤い。――これは少しおかしいと直感。近くの診療所へ駆け込む。診療所では詳しいことは分からないからと和歌山県新宮市の医療センターへ行くべく紹介状を書いてくれた。早速紹介状を持ってセンターへ直行。「何も問題なければいいのだが……」幾度もつぶやきながらハンドルを握る。――今はとにかく無心で居よう。そうだ、こうなったら今すべきことをするだけだ。あとは、♪ケセラセラだと開き直り検診を受ける。
だが、そこで担当医から告げられた衝撃の事実「膀胱にガンらしきものがありますね」と担当医。「嗚呼、やっぱりそうか」確信ある医師の言葉に頭が真っ白状態。
 ここから著者の戦いが始まる。
 本書は、物を書くことが好きな著者が、入院ベッドで苦痛と戦いながら記した日記である。単なるメモのような記録であるが、読んでみると常に著者の傍で彼の息遣いを聞いているような雰囲気になる。真実を吐露しているからだろうか。実に不思議な日記だ。普通は退院後に記録としてしたためる類いのものだが、全てのことに超ポジティブな著者のこと、何と、苦悩のベッドのなかで筆をとっている。見事な精神力である。
 ガンに罹っている人、そうでない人を問わず、この短編日記が問いかけるものは何か? それは、宗教の言葉を借りればある意味、人生の「解脱」を示唆している感がする。滅多にお目にかかれない珍しい体験記録といえよう。

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 多くの災害被災者にぜひお読みいただきたい一冊です。
 紀伊半島南部は過去に伊勢湾台風など数々の台風に襲われ、その度に川の氾濫で家屋浸水・水没し大切なものを失った。教訓はあったのだが、この半世紀間殆ど災禍に遭うことがなかった。それで油断していた。
 そんな折、平成12号台風が猛烈な勢いで襲ってきた。筆者は過去の経験から、多少の浸水はあるだろうが大したことはないだろうと高を括っていた。避難勧告を無視し、妻と共に二階に籠城した。市の職員の息子にそのことを伝え、風雨の収まるのを待っていた。
 ところが、意に反し大変な事態となった。かつて経験したことのない大洪水となったのだ。九死に一生を得て救出されたが、家屋は完全水没し。転居する羽目に。
 筆者曰く「この手記を書こうと思ったのは、日ごろの防災に対する心構え・侮ることのない万全の準備がいかに大切かを自身の体験から後世に残すべき」と言う。
 避難とは…
 被災者の心理とは…
 被災後の人生とは…
 生き続ける意義とは…
 などに焦点を当て実録手記として吐露した強烈な自分史です。
 本書発行後各地で話題を呼び、それに呼応してNHKローカルで現地ロケが行われ二度にわたり放映された。

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お家時間には最高!

●自分史づくりがブームになっている。
●特に今は「お家時間」が生活の一部になり、「何かをしたい」と考える人 が沢山居る。
●そこで一念発起! 一生懸命生きてきた人生を振り返り「お気に入りの自分史」づくりに挑戦してみるというのはいかがでしょう。
●本書は私が講習会用に書いたテキストです。
 よく見かける自分史入門書と違いストレート実践書です。文章論などありません。「日記が書ければ誰でも直ぐに出来てしまう」超カンタンガイドです。――本書で示した道筋を辿ればいつの間にか「自伝」が出来てしまいます。

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 この作品集七つは、昭和時代。現在流行らない作品かも……しかし?。
 今は人工知能が発達し超情報世界。戦後、何も無い時代には先進国に追いつけ追い抜けを合言葉に突っ走ってきた。結果成果を見た。あまりにも早い進化だった。
 だが、その勢いが凄まじかった故、人間にとって最も大事な精神の発達が疎かになり、極端な言い方をすれば、現在社会は人間が人間でなくなってしまった感がある。大人達はゲームや漫画に没頭、生活面では大人のおもちゃの如き便利アイテムが氾濫、考えなくてもコンピュータが何でもやってくれる。結果、人間は考えることを止める。イメージ能力衰退だ。
 この脚本はシンプル極まりないものだが、何か大切なものを伝えたい思いで書いてみた。

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 この章は著者の登山日誌を主に、大台の語り部として有名な田垣内政一先生について及び、大台ヶ原に古くから伝わる妖怪物語です。
 なかでも、日本オオカミにまつわる珍しい話、及び実話が盛りだくさんで、読んでいて楽しくなるものです。
また、水彩画家、向井靖子女史の描く大台の動植物の原色イラストも満載。
 大台ヶ原の不思議体験をご堪能いただければ幸甚です。

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 これらの作品は、人間の二面性や欠落したイメージ力についてハッと何かを気付かせてくれるもの。
 「悪魔の手引き」は、人生の途中で、普段は意識されていない〝潜在意識世界〟が、或る時突然表に現れることがある。
 しかし、通常はバランスが保たれているため具現化することはないが、なにかのはずみでアンバランスになった時果たしてどういう行動に……?
 この微妙な心理状態を描いたショートストーリー。
★《天使の使命》
 世間を騒がせた悪魔と、次に現れた「天使」の存在理由が明かされるシーンです。
 ここでは、人間の弱さ、集団心理など、人間意識が如何に脆弱かを示唆する。
★《乱夢抄》
 小さな脳細胞を駆使して、今や大自然を制覇したような思考回路を備えてしまった現代人の群れ。そんな小さな且つ傲慢な人間に対し大自然は容赦なく襲いかかってくる。
 刹那的な「文明開化」でイメージ力が鈍化し、結果として、のぼせ上がってしまった。これが、如何に滑稽であるかを見せつけている。
★《時空ドーム》
 近い将来、文明が飽和状態を迎え、数々の欲望の産物が地球上に造られ、結果として人間本来の五感が衰退してしまう。その結果、人類総白痴化現象が蔓延。知能を蝕む電子機器 により、豊かな自然が崩壊を迎えた。
 地球人たちは慌てふためき、数々の自然災害から逃れるため巨大なドームを建設する。

       誰でも書ける、初心者用自分史書き方ガイド

       小冊子無料進呈                          
・今、電子書籍出版が大変な人気となっている。
・一昔前は「自分史」を出版することは大変なことだった。それは、紙本出版のみだったから。
・費用も一冊発行するのに百万以上必要。発行部数も最低100から500部が常識。それ故、「自伝、自分史」発行は一大事業と言っても過言ではなかった。
・時代は変わり、電子書籍が台頭した。誰でも意欲さえあれば従来の一割程の費用で出版可能となった。優良な出版プラットホーム(AmazonKDP)などに登録することで万事OK、売れる売れないは別として一応作家という肩書きを得ることになる。
・山の辺書房は自分史出版専門で45年。その間、多くの生原稿を読ませて貰った。
・大変な努力して書き上げだ草稿が私のもとに持ち込まれる。「私の人生の集大成です」と得意顔。500枚程の原稿だ。拝読すると、よくもこれだけ書いたものだと敬意を表する。「これでは本にならないですね」と言うと、「何故だ!」と不満顔。そこで、「本にするには150枚程にまとめて下さい」と言った。理由として、本は読まれなくては意味がない事、読まれる内容にするには取捨選択が必須であることなどを説明した。お原稿の殆どがこういったケース。折角血の出るような努力したのに申し訳ない限りだ。
・そこで、書き方講習会を各地で行った。驚くことに、国語教師経験者もいた。文章の専門家だ。先生曰く「読まれる自分史の意味がよく分かった」と握手。まずは成功だった。
・今般、講習会で使った簡単なテキストを「真摯に自伝に向き合う方」に無料でお送りすることにした。自作の小冊子であるが、トライされる方々には多少なりとも参考になると考えている。
・ご希望の方は、郵便番号、送り先、お名前を記入しFAXにて送信してください。なお、着信記録は、冊子お送り後消去します。また、無料送付後の連絡は一切しません。ご安心下さい。多少なりともご参考になれば幸甚です。FAX,0744-41-6473

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                              
             

 

 

 

 

 

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追)
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